保湿のメリット
■柔軟性編
保湿にはさまざまなメリットがありますが、その一つが「柔軟性を保つこと」。
しっかり保湿された肌は、柔らかく、しなやかに動きます。
逆に、乾燥して硬くなった肌は、表情の変化やちょっとした顔の動きで目尻や頬の境界にできる年齢サインが気になりがちです。
乾燥によって発生する年齢サインは、最初のうちは浅いですが、同じ場所に繰り返しダメージが加わると、深くなってしまいます。
すると、セルフケアでは対処が難しい状態に…。
それを防ぐには、日頃からしっかり保湿し、肌の柔軟性を保つことが重要です。
なお、保湿は水分だけでは不十分。
直後はうるおったとしてもすぐに乾燥してしまいます。
水分と一緒に油分も補うことで、水分の蒸発を防ぎうるおいを保つ本質的な保湿になります。
■肌荒れ対策編
肌は体の最表面として、日々さまざまな異物、外的刺激(紫外線・細菌等)にさらされる存在です。
寒暖差・花粉・紫外線・環境の変化等の影響で、肌はゆらぎやすい状態になります。
特に季節の変わり目は、かゆみ・かさつき・ニキビ等の肌トラブルが起こりやすくなることも…。
そんな異物、外的刺激(紫外線・細菌等)に立ち向かい、肌荒れを防いでくれるのが角質層のバリア機能です。
バリア機能が効果を発揮することで、外部からの異物の侵入を防御するだけでなく、体内の水分蒸発を防いでくれます。
このバリア機能がしっかり働くには、セラミドがとても重要です。
セラミドとは、人間の肌の角質層にあり、外的刺激(紫外線・細菌等)から肌を守るバリア機能を持つ成分です。
肌に十分なセラミドがある状態だと、肌の水分量が保たれて、うるおいに満ちた健やかな肌を維持することができます。
セラミドはスキンケアでも補うことができます。
化粧品に配合されているセラミドのなかでも、人間の肌に近い構造のヒト型セラミドは、肌になじみやすく、肌との親和性や角質層までの浸透力が高いのでおすすめです。
■透明感編
「最近、なんとなく顔色が冴えない気がする」という方は、乾燥によるくすみが原因かもしれません。
保湿することによって透明感ケアが期待できます。
肌の透明感を大きく左右するのが角質層。
角質層は表皮の最表面にある厚さ約0.02mmのとても薄い膜で、水分量に応じて透明感が変化しやすい特徴があります。
イメージはティッシュペーパーに近いです。
水にティッシュを浮かべると、向こう側が透けて見えるくらい透明になりますが、乾いた状態だと白く濁って見えます。
角質層もそれと同じで、たっぷり水分がある時は透明感があってみずみずしい印象に。
そんな角質層で水分を保持する役割をしているのが、天然保湿因子(Natural Moisturizing Factor 略称NMF)です。
皮脂膜・細胞間脂質と並んで、肌の潤いを保つためにとても重要な成分です。
天然保湿因子(NMF)は、もともと肌に存在する水溶性物質となり、主にアミノ酸、ピロリドンカルボン酸、尿素などが含まれます。
加齢やターンオーバーの乱れ等により、天然保湿因子(NMF)が減少すると、皮膚の水分量が減り、角質層が硬くなり、乾燥や荒れの原因となります。
スキンケアで潤いを補いながら、生活習慣を整え、ターンオーバーを正常なサイクルにすることが、天然保湿因子(NMF)を維持することに繋がります。
日々の保湿ケアで肌のコンディションを整えて、3年ぶりのマスクなし生活を楽しむのはいかがでしょうか。
肌の潤いを保つ3つの保湿因子
皮脂膜
肌の表面を覆い、水分蒸発を防ぐ役割があります。
細胞間脂質
角層細胞の間にある脂質のことで、主にセラミド、脂肪酸、コレステロールで構成されています。
バリア機能の働きを高めて、水分蒸発を防ぎ、皮膚の保水力を高める役割があります。
天然保湿因子(NMF)
皮膚の角質層に存在し、約半分がアミノ酸で構成されています。
水分と馴染みやすく、角質層中の水分を引き寄せて、保持する役割があります。
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